スティーブ・ジョブズを悩ませる米国証券取引委員会の動き

先日、体調不良を理由に、６月までの休養を公式に発表した、アップル CEO のスティーブ・ジョブズ（Steve Jobs）氏。

▼ 病気静養中のカリスマ Steve Jobs 氏

業界のカリスマの突然の病気説を、世界中のメディアはこぞって伝えたワケですが、その結果、アップルの株価は急激に下落。

現在は、低調気味ながら株価も戻してきていますが、実はこの「スティーブ・ジョブズ病気説」流布に関して、米国証券取引委員会（SEC）の「待った！」が入りました。

アップル CEO

スティーブ・ジョブズ氏

心臓発作！

私が、一番初めにこのウワサを聞いたのは、ジョブズ氏が心臓発作になったという記事で、このあと様々な憶測記事が世界中を駆け巡りますが、その間にアップルの株価は急激にどんどん下落、下落、下落．．．

SECが動き出した理由はここにあり、ジョブズ氏の病状を本当よりも悪く「心臓発作」というウワサにして、

意図的に流布したのは

誰なのか？

しかも、そのウワサにより、一旦、急激に下落したアップル株を買い占めて、

一儲けしたのは

誰なのか？

を、調べ始めているようです。

そのほかにも、昨年、ストックオプション問題でアップルがSECから指摘を受けていましたが、今回、ジョブズの病気説は、このストックオプション問題でSECの追従を逃れるための作戦だ！などという情報もあります。

▼ きっと今のジョブズ氏はこんな感じ？笑

まぁいずれにしても、当の本人のジョブズ氏にとっては、「アタマのイタイ話」には変わりなく、病気、会社運営、株価 etc. などなど、悩みは尽きないと思います。

しかし、私のような凡人にすれば、病気になって休養というだけで、これだけ世界をお騒がせしてしまう、カリスマ経営者に対して、とてもうらやましい気持ちでいっぱいです。笑

■ 本記事に関する米国メディア記事のご紹介

CNN Money.com

Market Watch

Business Week

■ 本日の記事の関連書籍

原著のほうを読みましたが、中々面白かったです！

ご興味があれば是非お読みください。オススメです！